
↑《弱法師》1915(大正4)年 重要文化財 東京国立博物館
↑ポスター画像
↑《竹の子》(絶筆)1930(昭和5)年 個人蔵本展では、観山の作品を再検証し、意味を読み解き、その絵画の成り立ちを探るというもの。観山の作品はよく観察すると和洋折衷の不
↑《楓》1925(大正14)年南湖神社蔵 画像提供:白河市歴史民俗資料館さらに今回は、寒山の英国留学時代の作品が里帰りして紹介される。初期の絵画活動のなかでこれからの日本の絵画に色彩の研究が不可欠と考えた寒山は、日本画家で初の文部省留学生として英国へ留学。今回本展で里帰りした作品は、現地で親交を深めた小説家で東洋美術研究家のアーサー・モリソンに贈った作品。作品からは、海外経験を通じて当時観山がいろいろ考えた「日本画のあり方」が感じられる。作品だけではなく、見どころの一つに寒山がその異国の地から師・橋本雅邦や母に対して送った便りや異国で収集したスクラップブックなどがある。英国の美術館で古今の名画を目にする喜びと度同時に思い知る自分の未熟さを痛感し、また身の引き締まる思いで日々を送る様子が綴られている。手紙に添えられた絵には、下宿先で熱心に制作する観山が描かれその奮闘ぶりが伝わってくる。

↑《木の間の秋》1907(明治40)年 東京国立近代美術館蔵





