↑クロード・モネ《睡蓮》1916-19 19年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ
→クロード・モネ《アガパンサス》19 14-1917年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ
↓ クロード・モネ《ジヴェルニー近くのセーヌ河支流、日の出》1897年 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ(エフリュシ・ド・ロチルド邸、サン=ジャン=キャップ=フェラより寄託) / Studio Christian Baraja SLB
画像はすべて© musée Marmottan Monet
↓クロード・モネ《睡蓮》1914-1917年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ
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今年はパリで第1回印象派展が開催されてから150年目。その記念に「モネ 睡蓮のとき」とし題てモネを取り上げた国立西洋美術館。印象派を代表するクロード・モネの晩年の作品に焦点を当てた回顧展である。日本でもファンの多いこの画家の世界最大級のモネの作品を所蔵するパリのマルモッタン
・モネ美術館の厳選された作品50点と日本の各地の美術館所蔵の作品で紹介する。→クロード・モネ《アガパンサス》19 14-1917年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ
↓ クロード・モネ《ジヴェルニー近くのセーヌ河支流、日の出》1897年 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ(エフリュシ・ド・ロチルド邸、サン=ジャン=キャップ=フェラより寄託) / Studio Christian Baraja SLB
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↓クロード・モネ《睡蓮》1914-1917年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ
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画家としては、成功をしたモネが40歳を過ぎて移り住んだのがフランス・ノルマンディー地域圏の小村ジヴェルニー。
終の棲家となったこの地で生み出された作品群は、
↑クロード・モネ《睡蓮の池》1917-1919年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ
↓クロード・モネ《睡蓮》1907年 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ/
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自らが丹精を込めて美しく創り上げた庭を描いた作品の数々だった。移り住み始めた1890年代には「花の庭」や睡蓮の池のある「水の庭」が描かれていたが、後半には旅で訪れたロンドンやセーヌ川の風景が描かれている。1898年ごろから睡蓮の池が集中的に描かれるようになった。↓クロード・モネ《睡蓮》1907年 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ/
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1900年までの『睡蓮』の第1連作は、日本を意識した太鼓橋を中心とした構図で、その後1900年代後半までの第2連作は、睡蓮の花や葉、さらに水面へきらきらと反映する光を捉える画風が中心になった。
画家がその後半生を捧げ、最後までその心を占めていた…睡蓮の花咲く池、そしてその後〈睡蓮〉を描いた巨大なカンヴァスによって部屋の壁面を覆いつくす“ 大装飾画”(展示空間)の構想が画家の最後の思いとなった。
展覧会の構成は「第1章 セーヌ河から睡蓮の池へ」、「第2章 水と花々の装飾」、「第3章 大装飾画への道」、「第4章 交響する色彩」、「エピローグ さかさまの世界」と展開し、睡蓮の初期の貴重な作例から、見るものを感動させる2メートルを超える大画面の〈睡蓮〉、そしてマルモッタン・モネ美術館の日本初公開作品7点ほか見ごたえがある。さらに日本各地に所蔵される作品も加え、日本では過去最大規模の〈睡蓮〉が集う大掛かりな展覧会となった。
↓左 クロード・モネ《藤》1919-1920年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ © musée Marmottan Monet 右 クロード・モネ《藤》1919-1920年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ © musée Marmottan Monet / Studio Christian Baraja SLB 『モネ 睡蓮のとき』国立西洋美術館(台東区・上野公園) 開催期間:2024年10月5日(土)~2025年2月11日(火・祝) 会場:国立西洋美術館 〒110-0007 東京都台東区上野公園7-7 開館時間 :9:30~17:30(金・土曜日は21:00まで)※入館は閉館の30分前まで 休館日:月曜日、10月15日(火)、11月5日(火)、12月28日(土)~2025年1月1日(水・祝)、1月14日(火)※ただし、10月14日(月・祝)、11月4日(月・休)、2025年1月13日(月・祝)、2月10日(月)、2月11日(火・祝)は開館 観覧料はこちら→ オンラインチケットはこちら→ 公式サイト:https://www.nmwa.go.jp/「モネ 睡蓮のとき」オンラインチケット(e-tix)、日テレゼロチケ、ローソンチケット、アソビュー、セブンチケット、ぴあ、イープラス ※手数料がかかる場合があります。交通案内:JR上野駅下車(公園口)徒歩1分 京成電鉄京成上野駅下車 徒歩7分、東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅下車 徒歩8分※駐車場はなし 展覧会公式サイト:https://www.ntv.co.jp/monet2024/