
→重要美術品 「唐物尻膨茶入 利休尻ふくら」 南宋~元時代(13~14世紀) 永青文庫蔵
↓「竹二重切花入」細川三斎作 桃山~江戸時代(16~17世紀) 永青文庫蔵



三斎は利休の茶風を忠実に受け継いだといわれ、細川家には利休ゆかりの茶道具から利休の作風を踏襲した三斎の茶杓や花入、所持した茶道具などが伝わっている。長い歴史を携えた細川家の文化芸術との関わりは近代以降も活発で永青文庫の設立者・16代護立(もりたつ)、17代護貞(もりさだ)、当代護熙(もりひろ)、護光(もりみつ)のそれぞれが多様な文化活動を続けている。
本展は永青文庫のコレクションの中でもその充実ぶりで評価の高い茶道具を一堂に紹介する7年ぶりの企画展。
“千利休と細川家”の章では、利休作「瓢花入 銘 顔回」、重要美術品「唐物尻膨茶入 利休尻ふくら」、細川三斎作「竹二重切花入」など利休ゆかりの茶道具と三斎の茶杓や花入などを展示。“細川家伝来 茶道具いろいろ”の章では、「黄天目 珠光天目」、古田織部作「茶杓 銘 さかひ」、明時

↓「呼継茶碗」 桃山~江戸時代(16~17世紀) 永青文庫蔵

なお本展ではホテル椿山荘東京とタイアップし、6月12日(月)の1日限定で『茶室「残月」特別観覧付き昼食会』が催される。詳しくは下記開催案内で。茶室残月は利休創案茶室の写しで国指定有形文化財となっている。 ※会期中、一部展示替え有り。利休七哲(りきゅうしちてつ):千利休の高弟とされる七人の武将のこと。





★ホテル椿山荘東京・料亭「錦水」とのコラボレーション企画 1日限定『茶室「残月」特別観覧付き昼食会』
日時:6月12日(月)10時30分~14時(予定) 定員30名
・10時30分~11時30分 「細川家の茶道具」展を貸切りで見学
・11時45分~14時(予定)ホテル椿山荘東京の茶室「残月」(国指定有形文化財・利休創案茶室写し)にて、茶室見学と永青文庫理事長・細川護熙の作品を特別観覧、その後料亭「錦水」で食事 ※永青文庫からホテル椿山荘東京へは徒歩での移動となります(約10分)。
・料金 一般1万4500円、THE FUJITA MEMBERS会員1万3500円 ※永青文庫観覧料・食事(松花堂弁当)・税サービス料込
・申し込みはホテル椿山荘東京公式サイト(Web限定) https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/restaurant/plan/20230612/
公式twitter:@eiseibunko 主催:永青文庫 特別協力:ホテル椿山荘東京