
→《楽器》1998年 油彩/カンヴァス 133 x 172cm
→《オレンジ》2008年 油彩/カンヴァス 148x206cm



← →《マリー・アントワネット(ヴィジェ・ル・ブランにならって)》2006年 油彩/カンヴァス205x151cm

1950年代後半から欧米で高く評価され、今日では現代を代表する美術家の一人に数えられている。 1960年にニューヨークに移住。この頃にはすでに丸々とした肥満型の人間や動物を描く特徴的なスタイルを作り上げていた。注目されたのは1963年ニューヨークのメトロポリタン美術館でレオナルド・ダ・ヴィンチの≪モナ・リザ≫が展示されたとき、ニューヨーク近代美術館(MoMA)にボテロの≪12歳のモナ・リザ≫(※本展への出展はなし)が展示されたことに始まる。
ボテロはなにゆえふくよかなのか?このふくよかさは官能、ユーモア、アイロニー


本年2022年はボテロ生誕90年にあたるが、本展は、この記念すべき年にボテロ本人が監修した初期から近年作品までの油彩画、水彩画、素描など70点を紹介する企画展である。
展示は第1章:初期作品、第2章:静物、第3章:信仰の世界、第4章:ラテン・アメリカの世界、第5章:サーカス、第6章:変容する名画の構成。初期作品の1949年の≪泣く女≫を始め、静物の≪楽器≫≪オレンジ≫、





作品はすべてフェルナンド・ボテロ





