
→松岡映丘《春光春衣》1917(大正6)年 絹本・彩色 山種美術館
↓奥田元宋《奥入瀬(春)》1987(昭和62)年 紙本・彩色 個人蔵
本展では、桜を愛でる女性を色鮮やかに描いた松岡映丘の《春光春衣》、京都・総本山醍醐寺



なかでも「太閤しだれ桜」を描いた奥村土牛の《醍醐》や満開の桜と椿で抒情たっぷりに春を表した小茂田青樹の《春庭》、桜を画面いっぱいに装飾的に描き出した橋本明治の《朝陽桜》など、作品のなかに引き込まれてしまいそうだ。
美術館の玄関横には前述の「太閤千代しだれ桜」が植樹されている。日ざしの下で輝く桜と絵画の中で咲き誇る桜、の美しさに気持ちも華やぐ展覧会である。

↓川合玉堂《春風春水》1940(昭和15)年 絹本・彩色 山種美術館

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『桜 さくら SAKURA 2025 ―美術館でお花見!―』山種美術館(渋谷区・広尾) 会期:2025年3月8日(土)~5月11日(日) 会場:山種美術館 開館時間:10:00~17:00 (入館は16:30まで) 休館日:月曜日 ※5月5日(月・祝)は開館 入館料:一般1400円、中学生以下無料(付添者の同伴が必要)【春の学割】大学生・高校生500円※本展に限り、特別に入館料が通常1100円のところ500円に。※障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)一般1200円 ※きもの特典:きものでご来館の方様は、一般200円引きの料金。※複数の割引・特典の併用は不可。相互割引サービスについて:以下の記チケットの提示で入館料を100円割引に。当館の入場受付時にご提示を。■太田記念美術館との相互割引について ■戸栗美術館との相互割引について*いずれも対象券1枚につき1名様、1回限り有効。*入館チケットご購入時に受付にご提示を。購入後の割引は不可。*他の割引との併用は不可。*オンラインチケットは割引対象外。主催:山種美術館、朝日新聞社 協賛:住友林業株式会社