
↑重要文化財 牡丹図(部分)
狩野山楽筆 江戸時代・17世紀
京都・大覚寺蔵
↓宸殿「牡丹の間」
京都・嵯峨にある大覚寺は来年2026年開創1150年を迎える。これに先立ち、本展では大覚寺に伝わる寺宝の数々が一挙に紹介されている。 狩野山楽筆 江戸時代・17世紀
京都・大覚寺蔵
↓宸殿「牡丹の間」

大覚寺のある京都西北に位置する嵯峨(さが)の地は、古くより風光明媚な王朝貴族遊覧の地として愛されてきた。平安時代初期、嵯峨天皇(786~842)はこの地に離宮・嵯峨院を造営し、僧、空海(774~835)の勧めで持仏堂に五大明王像(現存していない)を安置する。大覚寺はその後、貞観18年(876)に皇女・正子内親王の願いでこの離宮が寺に改められ開創されたもの。


↓左 重要文化財 後宇多天皇像 鎌倉時代・14世紀 展示期間:1月21日(火)~2月16日(日) ↓右 重要文化財 紅白梅図 狩野山楽筆 江戸時代・17世紀 ともに京都・大覚寺蔵




↑重要文化財 太刀 銘 □忠(名物 薄緑(膝丸)大覚寺蔵と重要文化財) 太刀 銘 安綱(名物 鬼切丸〈髭切〉北野天満宮蔵)は本展覧会では、揃っての御目見えとなった。





