2015年から休館していたブリヂストン美術館が名前も新たにアーティゾン美術館として開館した。この開館を記念して開催されるコレクション展。美術は、人間が持っている創造という輝かしい力を伝えてくれる。
休館中も収集活動を続けてきた石橋財団。開館を記念して選りすぐりの206点で現代から過去、そして未来へとつながる人間の歴史を収蔵作品で展観するというもの。展覧会構成は、まず第1部「アートをひろげる」と題したエリアでは、1870年代のマネの作品から2000年代のスーラージュほか近代から現代までの作品を選び、画家たちの挑戦を通して私たちに美術の概念が広がってきた経緯を紹介する。そして第2部「アートをさぐる」では、装飾、古典、原始、異界、聖俗、記録、幸福と7つの視点からアートを掘り下
げ、その歴史を紹介するエリアに分かれる。館内は、古典から現代、古代美術まであらゆるジャンルと展示に対応できるスペースが確保され、
新しく収蔵されたコレクションと従来の作品群が新しい芸術の歩みを感じさせる。
この新生アーティゾン美術館は、新しく建てられた 「ミュージアムタワー京橋」に入る都市型の美術館。以前は八重洲通り側に面していた旧美術館の正面入口が中央通り側に設けられ、美術館入口周辺が広くなって明るいエントランスとなった。おしゃれなカフェも目を引き、八重洲エリアの新しいランドマークである。23階建の建物は、1~6Fが美術館、下3階(1F~3F)をフリーゾーン、また上3階(4F~6F) を展示室ゾーンと大きく分けられている。美術館の1F~2Fは、8mの型ガラスで囲まれた吹き抜け。また1Fのカフェ部分の大型ガラスは電動回転扉で開けることができ、季節によって開放感のあるオープンカフェになるという。建物だけではなく、 美術館の所蔵品や美術館が持つデータの整備も行われる。所蔵するデータを広く公開し、その用途を広げて役に立てる「オープン・データ・イノベーション」の流れを取り入れるという。展示を観覧したい人、また芸術作品のアーカイブスに興味を持つ人などにも対応する時代に適したアートスペースと生まれ変わったのである。
『開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」』 アーティゾン美術館(中央区・京橋) 会期:2020年1月18日(土)~3月31日(火) 開館時間:10:00 ~ 18:00 ※毎週金曜日は20:00まで/但し3月20日を除く*入館は閉館の30分前まで 休館日:月曜日(2月24日は開館) 2月25日(火)  入館料(税込):日時指定予約制チケット一般1100円  *ウェブ予約チケット:各入館時間枠の終了10分前まで販売 ウェブ予約はこちら→https://www.artizon.museum/ticket 当日チケット(ウェブ予約チケットが完売していない場合のみ窓口販売)1500円 *大学生・専門学校生・高校生は無料、入館時間枠の予約が必要。入館時要学生証または生徒手帳提示 *中学生以下の方は無料。入館時間枠の予約も不要 *障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料、入館時間枠の予約が必要 入館時要障がい者手帳提示 主催:公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館 お問い合わせ:☎03-5777-8600(ハローダイヤル) アクセス:JR東京駅(八重洲中央口)から徒歩5分 東京メトロ銀座線・京橋駅(6番、7番出口)から徒歩5分 東京メトロ・銀座線/東西線/都営浅草線・日本橋駅(B1出口)から徒歩5分