1月11日~4月13日
永青文庫
細川家の日本陶磁―河井寬次郎と茶道具コレクション―
熊本藩主であった細川家に伝来する茶壺・茶入・茶碗などの「茶陶」を紹介する展覧会である。茶の湯を愛好した細川家には、数多くの「茶陶」が残された。また、熊本藩の御用窯であった八代焼(高田焼・平山焼)でも茶道具が多く作られている。 八代焼は、素地と異なる色の陶土を埋め込む象嵌技法が特徴で、幕府の使者への進物などに重用された。 また、永青文庫の設立者である16代の細川護立(1883~1970)は、同時代の工芸作家との交流が深く、大正から昭和にかけて活躍した陶芸家・河井寬次郎(1890~1966)の支援を行った。寬次郎は、初期に中国の古陶磁をもとにした作品で注目され、後に「民藝運動」の中心人物となって作風が大きく変化した。 本展では、河井寬次郎の作品30点あまりで作風の変遷をたどるほか、茶道具・八代焼にスポットを当てた。この河井寬次郎や八代焼を紹介するのは約20年ぶり。また特別展示として細川護熙・護光の作品も紹介される。
『細川家の日本陶磁―河井寬次郎と茶道具コレクション―』永青文庫(文京区・目白台) 開催期間:2025年1月11日(土)~4月13日(日) 開館時間:10:00~16:30 (入館は16:00まで) 休館日:月曜日(2月24日は開館、2月25日は休館)入館料:一般1000円、シニア(70歳以上)800円、大学・高校生500円 ※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料 ※状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合がございます。最新の情報はX(旧Twitter)またはホームページで確認を。※混雑時はお待ちいただく場合あり。アクセス:JR目白駅(「目白駅前」バス停)・副都心線雑司が谷駅出口3(「鬼子母神前」バス停)より、都営バス「白61 新宿駅西口」行きにて「目白台三丁目」下車徒歩5分。 都電荒川線早稲田駅より徒歩10分。 有楽町線江戸川橋駅(出口1a)より徒歩15分。東西線早稲田駅(出口3a)より徒歩15分。一般車両用駐車場はなし。美術館:〒112-0015 東京都文京区目白台1-1-1 TEL:03-3941-0850 HP:https://www.eiseibunko.com/